アラフォー、夫の体調不良。の巻
ひっさびさに、夫が体調崩しております。
3日前の晩ごはんを今年初めてのカレーの日にしたところ、その夜からお腹がおかしいのです。
我が家のカレーは「ジャワカレー中辛」です。
息子は「アンパンマンカレー」が定番なんですが、今回は「カレーの王子さま」のルーを買って作ってみました。
なぜか「カレーの王子さま」を「きんたろうカレー」と呼ぶ息子。
かわいすぎるぜぇ。
で、大体カレーの日は、夫はおかわりするんですよね。
ルー多め、福神漬け多めで。
この日も例によっておかわり、ルーだくだくで。
で、食べ終わった頃にポツリ。
「食べすぎたかな、なんか腹痛い…」って。
そして、1㍍くらい離れたところにいた私にも聞こえる大きなキュルルルルっていうお腹の音。
夫は毎日快便で便秘知らずな人間。
食べすぎたから、早くも出そうって魂胆なのかな。
…くらいに思ってたんです。多分夫もそう。
ぐっすりスヤスヤ眠る私と息子は気付きませんでしたが、丑三つ時に何度もトイレにこもったそうで。
カレーの翌日、夫のお弁当はカレーが定番。
お腹まだ痛いって言いながら出勤した夫。
そして、「お腹まだ痛い」って言いながら帰宅。
1日中お腹痛かったそうです。よく仕事に行ったもんだ、偉い偉い。
そしてその翌日、最高に体調悪そうです。
顔色真っ白です。
お腹触ったらカチコチに固いです。
これは尋常ではありませぬ。
それでも仕事は休めない夫。
しかも、そんな時に限って夜勤。
固形物を食べるとすぐトイレに行くはめになるので、お茶のみで凌いで、水筒にお茶入れて出勤。
職場の皆さんの理解もあり、休憩を多く取らせてもらって、どうにか乗り越えた夫。
夜勤明けの足でそのまま病院へ行き、点滴を施されて帰宅して参りました。
頬に赤みがさして、若干元気になった模様。
24時間ぶりに、お粥とお味噌汁を堪能できたそう。⬅️今ここ。
で、ここからが問題。
内服薬を貰って安心したのか、休めばいいのに買い物に行ったり作業に没頭したり。
作業というのも、もうすぐ息子の誕生日なので、世界に1つのプレイテーブルを作成中なのであります。
夫婦会議で算定した予算を大幅にオーバーし、身を削って木材やら工具やら塗料やらを買い揃える夫。
大工仕事はド素人なのに、やるとなったらこだわって、人生で一度しか使わないかもしれない工具とか買っちゃう夫。
でも、器用が幸いして、ド素人が作ったとは思えない作品が着々と完成に近づいています。
仕事がある日もない日も作業部屋にこもって、睡眠時間を削って没頭する夫。
だから体調崩したんだろう夫。
主婦の方ならわかると思いますが、息子のために父が何かを作っている時って、貴重な空き時間に息子と遊ぶ時間を犠牲にするんですよね。
プレゼントをあげる時の息子の喜ぶ顔見たさに、作業に集中する夫。
集中すれば集中するほど、息子との時間を削っているのに気付かないのかしら。
息子の笑顔が見れたら、寂しい思いをさせた何週間もの期間はチャラになるのかしら。
その何週間もの期間、「とーちゃんは?」の質問に「お仕事だからいないんだよ」と嘘をついて、ほぼワンオペ育児をしてきた私にフォローはないのかしら。
今日も寝てればいいものを、どうやら作業している夫。
逃げ恥、ずっとオアズケの私。
ずっととーちゃんと遊んでもらってない息子。
悶々。悶々。悶々。
締め切りという名の息子の誕生日さえきてくれれば、作業に没頭する理由もないし、そもそもプレイテーブルが出来上がってしまうので、そこまでの我慢だ。
我慢だ私。
我慢だ息子。
体調不良でも作業することを選ぶほど、父は貴方を愛しているよ。
でもね、でも。
今しかない息子の今を、もっと見てあげて欲しい。
限られた時間の中で、仕事も家庭も作業も…って、なかなか難しいと思うのです。
男性って女性に比べて注意の分散ができないから、1つのことに集中すると他がかなりおざなりになるんですよね。
もちろん、そうじゃない男性だっていると思います。
しかし、かなしいかな夫は前者。
それもわかっていて、それでももう少し…と期待する私はワガママなのかもしれないけど。
普段はこんなこと思わないのに、ここ数週間の疲れとか諸々が蓄積して、ブログを吐き出す場所にしちゃったのです。
あと少し、あと少しで、締め切りがやってくる。
夫は息子の笑顔を見て、今までほとんど構わずにいたことを帳消しにするんだろな。
私も帳消しに…
できる気がしない。
プレイテーブルはきっと素晴らしい作品でしょう。
でも、そのプレイテーブルを見るたびに、ワンオペ育児だったことと、夫の体調不良を思い出すのでしょう。
テーブルよ、素敵であれ。