アラフォーずぼら主婦、賢く生きる。

アラフォー主婦、賢く生きていくために勢いで色々やってみることにしました。夫と2歳の息子、気高いコーギー♀の3人と1匹暮らしです。

アラフォー、妊活ドラマを見た。の巻③

やっと! やーーーっと息子がインフルエンザ後の不機嫌から回復しましたー。




辛かったー、不機嫌病とも呼ばれている「突発性発疹」よりも辛かったー。




息子もそれだけ消耗したってことなんだね、お疲れさまー。よく頑張った!!





で、で、で、やっと看病&闘病中に録画してた深キョンの妊活ドラマを観たのです。





第8話と第9話かな、来週はいよいよ最終回みたい。




遂に深キョンと松ケンが人工受精から体外受精にステップアップ。




我々夫婦はまだ人工受精にステップアップする前のタイミング法を試している段階なので、そもそも人工受精のシーンがとっても勉強になります。




深キョンは松ケン(赤いふんどし)が朝採取した精液を、きっと胸元に忍ばせて冷やさないように温めすぎないように病院まで運んだんだろうなぁ。





私は極寒の僻地に住んでいるので、極力短い時間で持ち運ぶのは難しいから、夫と一緒に受診して個室で頑張ってもらうことになるんだろうな。




ドラマの中では、いつの間にか時間が経過してて、人工受精も4回うまくいかなくて…っていうシーンがあって。




一緒に見ていた夫に、「深キョン達と我々と、どっちが先に妊娠するかなぁ?」なんて話ながら見ておりました。




この時は、私はちょうど高温期まっただ中だったんですよね。




体調不良(恐らくインフルエンザ)も手伝って、普段より高めの基礎体温が何故か嬉しかったです。





さらに、いつもならリセットする数日前から茶オリと呼ばれる生理の前のオリモノを確認するんですが、この周期はそれがなかった!!





さらにさらに、やけに喉が渇いたのと、やけに唾液が多かった!!!




もう、自分的には妊娠してるかも!?って結構期待が大きくて、体温下がらないことに浮かれておりました。




まぁ、結果体温は体調不良の終わりと同時に急降下して、怒濤のリセットになった訳ですが。





ちーん。





深キョンより先に妊娠かも!なんて思ってた自分がかわいそう。





リセットした深キョン夫婦は、泣きながら胸のうちをぶつけ合っていましたよね。





体外受精にステップアップするのは色んな負担も大きいし、もうやめよう、不妊治療。っていう松ケン。





大丈夫だよ、私は負担だなんて思ってないよ。どうしてステップアップの度にあーでもないこーでもないって反対するの!?っていう深キョン





我々夫婦はまだだけど、いつかステップアップを控えた身としては、このシーンがすごく突き刺さりました。




夫も私もたくさん子どもが欲しいので、夫はきっと何のためらいもなくステップアップに賛成すると思います。




だけど、いざ自分達がステップアップの決断を迫られることになったら…?





私は、できればタイミング法~人工受精までで妊娠
したいって思ってしまいます。





体外受精になると経済的な負担が何倍にもなりますよね。





…というのはタテマエで、体外受精となると、もはや性交により授かるものではなくて医学の力を借りて授かるものになってしまうのではないかと。





悶々とします。





でも、その段階までいったら、その選択肢が一番妊娠の可能性があるなら、迷わずイエスと言えるだろうか?





正直、まだわからない自分がいます。





ドラマでは、二人はそれぞれ辛い胸のうちをさらけ出して、その後「ちゃんとキスして」って、愛のある性交をしてました。





恥ずかしい話、我々夫婦は妊娠を意識し始めた時からずっと、「子作りのための性交」しかしていません。





平たく言うと、排卵日を狙ってしかしなくなってしまったんです。





もう、毎回、気合いです。





「よし、じゃ、行いますか!」と気合いを入れて。






いい雰囲気も何もないんですよね、試練です。





深キョン達のこのシーンを観たときに、あ、二人はこれで妊娠するんじゃないか?って思ったくらいです。




よく、不妊治療やめたらすぐ妊娠したとか聞くので、深キョン達もそのパターンなのかなって。





けど違いましたね、9話で体外受精にステップアップしてましたもんね。





体外受精のシーンは、なんか手に汗握っちゃいました。





お願い、これで妊娠して下さい。って、自分達を見ているようで。





だから、先生が「妊娠していますよ」って伝えるシーンは、泣いてしまいました。





家で松ケンに報告して、優しく抱き合って喜んだり、夢で赤ちゃんに会って寝顔が幸せそうだったり。





もかちゃんがいなくなって、みんなで探そうってなった時に松ケンがすぐに「ナナはダメ!ここにいて!」って気遣ったり。





夫婦で受診して心拍の確認をしたり。





ドラマとはいえ、二人の妊活をずっと見てきた1人として、いいなぁいいなぁって羨ましい気持ちよりも、妊娠おめでとう!っていう気持ちが大きくなりました。




現実世界でママ友に二人目・三人目の妊娠報告を聞くと、心から祝福できない自分がいたりするのに。





この心のドロドロは、きっとみんなが抱くものだからって自分に言い聞かせるけど、なんともおぞましい気持ちです。





おめでとう深キョン、おめでとう松ケン。





きっとドラマだから、素直に喜んであげられるんだろうな。





そんな矢先に。





深キョンが流産してしまったんです。





どうしてそんな仕打ちをするんですか、脚本家。





こんなに頑張ってるのに。





ドラマ、もう最終回なのに。





もやもやしたまま木曜日の最終回を待つことになってしまいました。





マタニティストラップを引きちぎる深キョンの涙は、見てられなかったなぁ。





息子の不機嫌により、今回の周期は受診をスキップした私。




最終回を見るまで、次の生理がくるまで、なんとも空っぽな時間を過ごしてしまいそうです。

アラフォー、インフルエンザ終焉。の巻

2日の夕方から発熱して、3日朝にB型と診断された息子。




昨日ようやく笑顔が戻ってきたので、我が家の暗黒の1週間を振り返りたいと思います。




息子の主な症状は熱発(38.3~39.4℃)、咳、咳に誘発される嘔吐、食欲不振。




食欲不振は、食べても咳の勢いで吐いてしまうから、その繰り返しがイヤで食べたくない…という感じでした。




マスクを剥ぎ取られるので、もう覚悟を決めて看病してた私ですが、あれよあれよと具合が悪くなっていきました。




そりゃそうですよね、ゲホゲホしながら息子が「かあちゃん、すきー」って涙目で抱きついてくるんです、受け止めないわけにいかないし、うつらない訳がない!!(笑)




喉がイガイガして、咳が出始めました。




そしてどうやら熱も。




私は体調を崩すと「病は気から」タイプで、熱を測って微熱でもあろうものなら具合が加速的な悪くなっていく人間なのです。




なので、そもそも体温を測らないようにしています。




ですが、妊活中の私にとって切っても切れない相棒が『婦人体温計』です。





習慣で毎朝測っちゃうんですよね、で、毎朝38℃あたりをウロチョロしてるもんだから、毎朝ドンヨリ具合悪いところから始まります。




もうね、息子だけではなく私も夫も咳込んでる我が家。そして全員熱っぽい。




全員病んでても、母たるもの食事の準備をしなければならないわけですよ。




最優先すべきは息子の回復。




何か口にしてくれるものを見いださなければ、タミフルを飲ませることもできません。




しかし、みかんゼリーを吐き、メロンゼリーを吐き、ぶどうゼリーを吐き、息子の心はポッキリと折れてしまっています。





そうだ、タミフルの説明書に「チョコアイスやイチゴヨーグルトに混ぜると与えやすい」と書いてあったぞ!




一番症状が軽い夫が、意を決して買い出しに行ってくれることになりました。




イチゴとイチゴヨーグルトとチョコアイス、フルーツ炭酸、ゼリー、とにかく喉ごしがよさそうな物と、お粥に合いそうなものを買い込んできてくださいぃぃぃ。




あと私にポカリを!!!!





小一時間して大きなビニール袋を重たそうに提げた夫がゼーゼーしながら帰宅。





1.5Lのポカリを夫婦でがぶ飲みして水分と糖類を補給して、どうにか看病できる体制を整えます。




普段はあげないチョコレートですが、タミフルを飲ませるためなら仕方ないので解禁です。




ハーゲンダッツ(何もこんな高級アイスじゃなくても他にあったでしょうに)にタミフルを練り込んで、息子のお口にシュート。




バレました、二口目からは猛烈に拒まれます。




ただでさえ熱でしんどいだろうに、小さい体で全力でタミフルを拒否します。




自慢じゃないけどうちの息子、お薬を飲ませることに関しては悩むことがなかったんです。




抗生物質だって、きな粉とかシロップとか調合してパクパク食べてくれる子なんです。




でも、タミフルはダメだった。




というか、「タミフルだけはどうにか飲ませなければならない!!!!!」という大人二人の思いが強すぎて、嫌な気持ちにさせてしまったんだと反省しています。




いつもだったら無理やりに何かしたりしない私たちですが、何しろ私たち自身も体調が悪くて体が重いので、些か強引になってしまったのです。




泣きながら飲まされて、指で掻き出したりしてる間に咳き込んで吐いちゃって、毎回それの繰り返しでした。



3~4回そんなこと繰り返して、もう完全に飲んでくれなくなりました。




病院に電話で問い合わせたら、「吐いてしまうなら仕方ないです。48時間以上経過したら処方しないものなので、あとはもう普通の風邪と同じように看病してあげてください。飲めそうなら飲ませてください」ですって。




だから、飲めないんだってばよ。




息子はこの一件で、いつもなら大好きでゴクゴク飲んでくれるシロップさえも拒むようになっていたのです。




アイスもゼリーもヨーグルトも吐いてしまうので、大好きなイチゴを少しずつ食べさせました。




桃のサイダーが美味しかったのか、少しずつ少しずつ、この1週間で500mlのペットボトル3本分を飲んでくれました。




我々夫婦も、どうにか治すしかありません。





夫はインフル陰性で風邪薬をもらってきていたので、みるみる回復していきました。




私は弱った息子から離れることができず、受診もできなかったので、手持ちの総合感冒薬でごまかしながら看病していました。




結局、息子が1週間インフルエンザと闘った期間中、夫が3日間、私が6日間丸かぶりするという大パニック状態の我が家でした。




息子は700gも痩せてしまい、あばらも肩甲骨も浮き出てガリガリくんになりました。





私も約2kgのプチダイエットに成功しました(笑)





家族全員同時に病気になるということが、こんなに辛いことだなんて思いませんでした。





間違いなく結婚してから最大のピンチでした。





おまけに、回復後の息子がやけに不機嫌なのです。





これが地味に応えます。





私もまだ病み上がりなので、息子が思い通りにならなくてキーキー泣いたり怒ったりする抑揚にうまく合わせられないのです。





とっても疲れます。





はっ。





これが噂の「イヤイヤ期」!?





えっ





うちの子にはイヤイヤ期なんてないと思ってたのに!?





…つづく。





病み上がりなので、いつも以上に乱文な上、誤字脱字もあることでしょうが、本日はこれにてドロン致しまする。

アラフォー、インフルエンザと共存する。の巻

昨日の夕方から熱を出している息子。




最近友達と遊ぶことが多かったので、何か感染する的なやつだと周りにも迷惑かけるし…とすぐに受診。




熱が出てすぐは何もわからないから、いつもの風邪薬を飲んで様子を見てね、と。




朝になっても熱が下がらなかったら、インフルエンザの検査をしましょうね、と。




その夜は、食欲には自信ありの息子が、全く何も食べずに寝ました。




もう、母親としてはそれだけでも異常。




夜中コンコンと咳をして、私を探して泣いて、咳をして、泣いて…私も浅い眠り&断眠でぐったり。




朝、熱を測るまでもなく、ぐったりして何も食べたがらない息子。




こりゃ朝イチ受診だわ。




「病院行こうか」と誘うと、「いかない!」と泣く彼の耳元で囁く。




「病院でもしもし(聴診)頑張ったら、アイス買って帰ってこようか」




「いく!」真っ赤な顔して泣きながら上着着たり靴下履いたり、愛しい息子。




ところでここは豪雪地域。




一昨日から、数年に一度の吹雪とかって予報。




夫が昨日一念発起して雪かきしてくれてたので、だうにか車が出せた出せた。




感謝するよ、夫。




全然起きてくる気配ないけど、雪かきありがとね。





小児科の駐車場も、雪で狭くなっちゃって停めにくい。




停めようとしてる隣の車には、母子を待っているであろう男性の姿。




狭くて狭くて、何度も切り返しが必要。




私が駐車し終えるまで、険しい表情でずっと睨み付けてる男性。




ぶつけませんよ、安心してくださいよ。




こういう時の集中力には自信があるのよ。




きっと、あと数センチとかでぶつかるくらいの間隔だったと思う。




なんとか停めて、エンジンを切る。




ほっとした顔でスマホに目を落とす男性。




貴方の視線が難易度を無駄に上げたんだよ、と胸の中でだけ毒づく。




いやいや、そんなことはどうでもいいの。




息子がチャイルドシートで死にそうになってるの。




いつもなら車から降ろしたら「じぶんであるく!」って元気な息子が、「だっこして!」と首に手を回してくる。




愛しい。なんと愛しいのか。




受付して体温計を渡されて、いざ測定。




39.3℃。




彼の人生でベスト3に入る高温だ。




この時点でもう代わってあげたい。




診察室に呼ばれるまでは、絵本を読んで待った。




熱で辛いだろうに、「ぞうさん!」とか「わにさん!」とか動物の影の絵本を楽しむ彼が愛しい。




そして診察室へ。




先生「そうですか、熱が下がりませんか」

私「食欲もなくて、咳がひどくて眠れていません」

先生「インフルエンザと溶連菌とアデノウイルスの検査をしますね」




看護師さんと二人がかりで押さえつけて、喉から2本、鼻から1本粘膜を採取された息子。




泣くわ泣くわ、泣いて咳き込んで。




胃に物が入っていたら吐いてしまっていただろうに、かわいそう。




ここでようやく隔離された待合室に通される。




ふとした疑問。




これでインフルエンザとかだったら、待合室に居合わせた子たちも危険なのでは?




もしただの風邪でも、待合室の誰かがインフルエンザだったら、弱り目に祟り目でウイルスもらっちゃってるのでは!?




とはいえ、受診する子どもを1人1人隔離して個室で待たせることは難しいだろうし、仕方ないのか、日本。




検査結果を待つ間、ここ1週間くらいで行った場所と会った人を思い出す。




よりによって昨日、生後半年の赤ちゃんに会っている。




友達とお茶してお喋りして、4時間近く同じ個室にいたのだ。




もう、最悪だ。




病院を出たらすぐに連絡しよう。




謝ることしかできないけど。




児童会館にはちょうど1週間前に行って、インフルエンザで学級閉鎖になったけど、感染してなくて元気で、親の仕事の関係で行く場所がない児童が来ていた。




でも、かわいそうに一室に隔離されていて、みんなマスクをしていたから、そこからもらったとは考えにくいな。




ここ最近のモデルハウスの見学と、その後のご機嫌とりのショッピングセンター行脚が原因なのかな。




噴水の水が気になって手を突っ込んだりしたからかな。




とにかく、息子に負担をかけてしまっていたことを振り返る。




ごめんよごめんよ。




疲れていたんだね、ごめんね、息子。




看護師さんが呼びに来て、もう一度診察室へ。




先生「インフルエンザのBが出てますね、タミフル飲みましょう」




さらに




先生「熱は明日には下がるでしょう。タミフルを飲みきる来週の水曜までは、外出しないで下さい」




がーーーーーん。




熱が下がったらきっと元気モリモリで遊びたくなるのに!!




こりゃ熱が息子の試練ならば、その後の軟禁状態は私の試練ではないか!!




しかも、息子を溺愛しすぎてチューしまくってる我々夫婦が、今さらチューを我慢したところで感染してない訳がない!!




そういえば一昨日くらいから夫は咳をしていたな。




もしかして、もう?




我が家のパンデミックは始まっているのか?




そんなことがグルグル頭をよぎる中、隔離されたまま処方箋を渡された。




このまま素早く薬局に移動できればいいんだろうけど、そうはいかない。




待合室に息子のジャンパーと私のコートが。




通るしかない。置いて帰る訳にはいかないのだから。




これ、ほんとみんな何とも思わないのかな?




余計なお世話??




隣の薬局に移動して処方箋を提出して「別のお部屋で待たせてください」と話すと、すぐに個室に通された。1畳あるかないか。




ありがたい、なんだか安心。狭いけど安心。




薬剤師さんがタミフルと解熱剤の座薬を持ってきてくれた。




タミフルは、バニラアイスに混ぜると苦くなるからチョコレートアイスがお薦めですとな。




抗生物質と一緒だね。




聴診されてお薬貰ったら病院が終わり と認識している息子が、「アイスかいにいく!」と泣いている。




愛しい。辛そう。愛しい。




車の中で早速夫に報告。間髪入れず「まじかー」と返事が。




それと、昨日会った友達にも報告。既読にならないけど、ひたすら謝る。




約束通りアイスを買いにコンビニへ。




息子は車で待っていてほしいところだが、泣きわめくので抱っこして連れていく。




ごめんなさいお店のみなさん。




しかーし!!




このコンビニ、カップのチョコレートアイスが置いてない!!




バニラがダメならストロベリーだ!




息子よくらえ!ハーゲンダッツ攻撃!!




他にフルーツゼリーやジュース、牛乳も買ってそそくさと帰宅。




夫に別の部屋にいてもらうかと思ったが、腹をくくった夫は全然けろっとしてリビングで出迎えてくれた。




そう、夫は医療人。




ストロベリーアイス×タミフルは息子の口に合わず、溶けたアイスを二人がかりでスポイトでどうにか飲ませてベッドにGO!




夫も私もおそばせながらマスクをしたが、「これいやなのー!!!」とむしり取られてしまうので、私はもうマスクは諦める。




夫は自分の仕事に影響があるとまずいので、インフルエンザの検査をしに近所の内科へ。





どうか夫の咳がインフルエンザじゃありませんように。




息子の眠りは浅くて、すぐに呼ばれるので側を離れられない。




うとうとっとしてる隙に、他の友達に連絡する。





余計な心配かけるかもしれないけど、遠方の両親にも報告する。




一時間ほどすると、夫から連絡が。





セーフ! ただの風邪らしい!!ラッキー!!




これで、もし私が倒れても、希望の光が!!




帰ってきたら別のお部屋で過ごしてもらおう、なんならタミフル飲みきるまで別々でいよう。




こんな時は、古くて部屋数のある我が家に感謝。




さて、熱が下がらない息子に座薬を。←今ここ




汗がたくさん出ますように。




少しは食欲が出てきますように。

アラフォー、家をどこに建てるか。の巻

前回も書いたけど、すんごい古くてすんごい寒い家に住んでます。




毎年冬本番になると、家を建てたい熱が上がる我々夫婦です。




なら、すぐに建てたらいいじゃない、ローン組むなら1年でも早い方がいいじゃない、増税前に建てるべき、と言われそう。




そこで、立ちはだかる問題が。




それは、どこに建てるか?問題。




今住んでいるこの家は、義父名義。




もし我々がここに家を建てるとなったら、この土地を相続して、この家を解体して…となるでしょう。




それなら土地を探して買わなくていいので、家そのものにお金をかけられそうです。




問題は、私が一人娘であること。




夫は三人兄弟の三男坊で、実家も長兄一家が住むマンションも徒歩圏内にあります。




私は電車に乗って飛行機に乗って自動車に乗って、片道5~6時間はかかる県から嫁いだ一人娘。




嫁ぐ際に、両親からは心からの祝福を受け、「私たちのことも、家のことも、あなたは気にしなくていいからね」と言われました。




私も、こればっかりは仕方ないことだし、両親はまだまだ元気だし、あんまり考えないことにしていました。




実家はいずれ誰も住まなくなって、その時にどうするか考えればいいや、と。




お墓だけは動かしたくないので、離れていてもお掃除とお参りには行けたらいいな、と。




でも、毎年冬になって、寒い家をどうにかしたいって話題が持ち上がると、同時に私の両親をどうするのか?という話題も持ち上がるのです。





以前にも書きましたが、夫はとても優しい人です。





のろけにならないように付け加えると、「とっっっても頑固だけど優しい人」です。




私が一人娘であることを、常に考えてくれます。




今両親が元気でも、いつどうなるかわからない、と。それは自分の父親にも言えることだけど、と。




夫は社会人になってすぐに大好きなお義母さんを亡くしています。




長兄は徒歩圏内におり、いずれ実家を二世帯住宅に建て替えて同居する計画でいるようです。




次男は遠方に奥さんのお母さんと同居する家を構えており、会うのは年に数回です。




三男の自分は、私の実家に移住したって構わない、と言ってくれるのです。




思ってもみなかった提案に、最初は動揺しました。




離れた土地に嫁ぐと決めて、その土地で息子という守るものができて、実家に戻るという選択肢はいつしか見えなくなっていたので。




でも、その選択肢があるのなら可能性は広がります。




両親に何かあった時にすぐ駆けつけられるのはもちろん、私自身も視野が広げられて、息子を預けて仕事に出られます。





すぐに仕事をしたい訳ではないけど、移住するとなると土地探し(里帰り出産の際、我々夫婦も、両親も「同居は息苦しいな」と感じたので)から始めなければならないのです。





夫の転職も余儀なくされるため、ローンもすぐには組めません。





期間限定の同居をしながら共働きをして土地を探して頭金を貯めて…ということになるでしょう。





当然、その間、子作りはお休み…ということになるでしょう。




子どもが好きで、たくさんほしい我々夫婦にとっては、もどかしい日々になりそうです。




ここまでを整理すると…




私の実家付近に移住する

☆メリット☆
①両親を子育て面で頼れる(共働きできる)
②両親の万が一の際にすぐに駆けつけられる
③共働きで借入金は増えるが余裕がありそう

★デメリット★
①夫の転職
②土地代も必要になる
③子作りが延期される
④ローン完済も延期される




では、移住しないことは?

☆メリット☆
①すでに土地がある
②夫が転職しなくて済む
③決意さえすればすぐにローンが組める
④子作りも頑張れる

★デメリット★
①離れた私の両親が心配
②子育てに助けが得られない
③私が働くまで期間があくので、借入金を極力抑えた計画になる





と、こんな感じでしょうか。




一体どっちがいいんでしょう。





息子ももう2歳、私も仕事を考えてもいい頃だとは思います。





でも、子どもがたくさん欲しい我々夫婦、復職してすぐ妊娠…とかで職場に迷惑をかけたくはありません。




それに、アラフォーの私には妊娠できるリミットがあります。




更に、アラサーの夫には、定年までにローン完済!というリミットが生じます。




夫の定年を65歳として、末っ子を大学まで卒業させたいと考えた場合、夫が38歳までは子作りを諦めない…という答えにいきつきました。




私は夫より年上。夫が38になる時には私は…あっ、かろうじてまだアラフォー!!




現代の医療は進化して、妊娠可能年齢も上がってきてるので、諦める年ではないはず!!




と、そんな感じであと何年かは働かずに専業主婦でいたいのです。




その何年か、夫の収入のみでローン返済も含めて生活していかなければなりません。


恥ずかしながら、学資保険等を除いたら、貯金はほとんどありません。




DWEの完済と奨学金の返済をしたら、0に等しいかもしれません(笑)




もちろん、息子の幼稚園にかかるお金と、これから妊娠&出産するために必要なお金は別にしてあります。使い道が決まったお金なので手はつけられません。




当然ボーナスも削って振り分けることになりますよね。




ボーナスに手をつけると考えて、共働きになるまでの期間をどうにか凌ぐとなると、借入金にも上限が見えてきます。




諸経費や外構工事などを差し引くと、いわゆる「ローコスト住宅」を建てることになるのでしょうか。




むむむ。




新たな問題が生まれてきそうですな。

アラフォー、すんごい寒い家に住んでます。の巻

というのもね、究極に古くて寒いんです。




夫との結婚を機に、夫の祖父母が住んでいた一軒家(義父名義)に暮らすことにした我々夫婦。




固定資産税のこともあるので、義父にお家賃を納めて住ませてもらっています。




それがね、もう本当に寒いのなんの。




住ませてもらってて言うのも失礼だとは思いますが、とにかく寒いのなんの。




築50年近いんです、断熱材入ってないんです。




住んで4年になるんですけど、ちょっと振り返ってみたいと思います。




結婚を決めてから、それまで5年間くらい空き家だったこの家に住むことになって、二人で気合い入れて大掃除をすることにしました。




季節は冬。




豪雪地帯。




我々は遠距離恋愛?というやつでした。




飛行機で往復、有給消化で3泊4日を月2回くらい、愛の力を借りて数ヶ月続けました。




初めて見た時、外観はパッと見はそんなにボロボロには見えない印象でした。




で、玄関に入って唖然。




すんごい物、物、物、足の踏み場に困るほど。




物を捨てられない義祖父母だったんだな、とすぐに思いました。




玄関マットが謎に複数枚重なっていたなぁ。




総2階建てで7LDKなんですけど、各部屋が軒並み物で溢れてました。




祖母は腰だか膝だかが悪くて段々2階に行かない生活になったようで、2階の方がやや物が少なくて。




夫は仕事に行かなければならなかったので、日中は私1人でとにかくやれるところまでやる!ってスタンスでした。




とにかく捨てる!





会ったことのない義祖父母なので、思い出とかが邪魔しないのが楽でした。




まず着手すべきはストーブがあるリビング。ここを住める状態にしないことには始まりません。




寒くて死にそうなので、ストーブ本体の掃除と、その周囲の物を危なくないように寄せて、着火。




これで凍死は免れて、指先がかじかんで作業できないことはなさそうです。




さー、捨てるぞ、全部捨ててやる!!




台所収納を開けると、出るわ出るわタッパーやら使い捨てのお弁当容器。




劣化して脆くなって、触るとすぐに割れました。




90リットルのゴミ袋に可燃物と不燃物を分けて捨てていきます。




タッパーとお弁当だけで5~6袋になりました。




はい、次。食器棚。




おじいちゃんおばあちゃんだけで住んでたはずなのに、なんだかキャラクターもののお皿があったり。




絶対に使わないでしょっていうガラスの大鉢とか、6人分のカレー皿とか。




ここからもタッパーを大量に発見。




なぜか天ぷらの敷紙が大量に出てきました。





50枚とか入ってて、何枚か使った状態のがドンドンでてきました。




未開封のもあったけど、5年も空き家だったのを思うと使いたくなくて捨てました。





何種類か、私の趣味に反しないお皿を残して全部捨てて、次はサイドボード。




みっっっっっちり物が詰まってました。




お土産のキーホルダーとか、書けないペン、郵便番号が3桁だった頃の封筒、のし紙、カレンダー、謎の鍵の束。





戸棚を開けて嫌な予感がしたのが、木製の蓋つきのお菓子を入れるような器。




そのままゴミ袋に入れればいいのに、高鳴る胸、高まる鼓動。




そっ…と開けると…




得意の天ぷら敷紙に丁寧に包まれた何か。





なんだこれ。




白い丸い固い塊…を、ちょっとかじったようなフォルム。




饅頭か大福の類。それも食べかけ。しかも5年以上前の化石。




ちーん。




写メ撮って仕事中の夫に通報。




サイドボードの上のコジャレた引き出しからも、嫌な予感がする包みが。




手に取り掌に載せると、重くもなく軽くもなく、饅頭ではなさそう。




敢えて想像するならかりんとうか、印鑑か?





恐る恐る開封。




中身を目視するや、即包み直したそれは…




部分入れ歯。




と、多分差し歯。




おじいちゃーん、おばあちゃーん、捨てておいてねー。




これは写メ撮る前に捨てちゃったので、夫には文章で通報。




洋服だとか書籍類は、義父が事前に運び出してくれていたようで、何棹もの洋服箪笥や本棚は空っぽに近い状態でした。




箪笥は徹底的に拭けば使えそうなので残留。




本棚は嫁入り道具でお気に入りを買ってあるから潔く捨てました。




次は水回り。恐怖。




滞在中、コーヒー飲んだり軽食作ったりしたいので、意を決してキッチンから。




醤油さしがいっぱい。




中身が入ってるやつも。




ラッキー、使えそうなクレンザー発見。




ゴム手袋をはめて、徹底的に磨きました。




シンクはどうにか使える状態に。




ガスコンロを運び入れて、電気ケトルを置いて、どうにかご飯の準備ができるようになりました。





続いて冷蔵庫。古い冷蔵庫。




コンセントをさすと、使えそうな雰囲気。




でも怖い、開けるのが怖い。饅頭レベルじゃ済まない。




でもでも、大型家電や家具は大掃除が終わらないと買っても置く場所がないので、一時的にでも使えないと不便。




やるか?




できるか?




できるか、私。開けられるか?




やるしかない、愛する婚約者と今晩のご飯のために!!





ガチャっ





セーフ!!




空っぽ!!




ドアポケットに何やらベタつく液体が大量にこぼれてるのと、律儀に各小部屋に消臭剤が置かれてる意外は、空っぽ。




もちろん消臭剤は何年も前に期限が切れて、プラスチック容器の中にカラコロとした炭?のようなものが。




問題はこのベタつき、あとは臭い。




この謎の液体だけのせいではなく、食料を入れていたからこその冷蔵庫の独特の臭い。





やってやりましょう、徹底的に拭き掃除してくれましょう。




クレンザーじゃ傷みそうなので、台所洗剤をお湯に溶いてタオルを絞って、徹底的に拭く!!




ドアポケットの外せそうなところは外して、とにかく隅々まで気が済むまで拭く!!!




2時間くらい無心で拭いて、ようやく使えそうな状態になりました。




でも、こんなにテマヒマかけても、新しい冷蔵庫を買うまでの繋ぎ要員なんだけど。




冷蔵庫と冷凍庫がちゃんと冷えるのが確認できたし、これで買い置きができる!!





にしても、片付かない家!!




冷凍庫に二時間かけてる場合じゃなかったか?




いやいや、冷凍庫大事!




あと、トイレは使えるの確認したし、お風呂に入れれば暮らせる!!




お風呂お風呂…




寒い! ほぼ外!!




タイル張りの床と壁、金属?の深い深い浴槽。





おじいちゃんおばあちゃん、このお風呂入れてたのかな!? 跨げてたの!?




壁のところどころに黒かびの跡、タイルも何色かわからないくらい汚れてる…




冷凍庫との死闘の後、今日のラスボスは浴室!!




寒くてお話になりませんので、お湯とお水と別れた蛇口のお湯を全開に!!!




だばだばだばだばだ




みなぎる熱湯!!




自分でお湯とお水を混ぜて調節するタイプの蛇口って、熱湯出るの!?




カルチャーショック!!




ま、でもお湯さえ出てくれれば掃除も捗りそうだ。




意を決して薄着になっていざ勝負!!




天井、壁、床、浴槽、無心で磨く!!




お湯で加湿されて、リビングの掃除より呼吸が楽だったのが忘れられない。




夢中で磨いて、気付けば夜。




昼ご飯はバナナ、夜ご飯は買い出しすらしてなくて用意もクソもない。




何よりスーパーの場所がわからない。




せっかく手料理作ってあげられるチャンスだったのに。




仕方ない、これは待つしかない。




♪恋人よ~そばにいて~凍える私のそばにいてよ~


お腹もペコペコでひもじくて、食べ物探してもバナナとバナナチップス(婚約者が誰かにお土産で貰ったやつ、しかも食べかけ)しかなくて。




婚約者が帰ってきたら、ちょっと遅くなっちゃうけどスーパーに連れて行ってもらって、簡単な晩ごはん作って乾杯しよう。




早くこいこい。




で、そこから待つこと4時間。




よりによって今日、すっごく忙しかったらしい婚約者。




誰も悪くない、誰も責められない。




びっくりドンキーでご飯食べて、婚約者の実家でお風呂を借りて、そのまま泊めてもらいました。




お風呂はどうにか入れる状態だったけど、疲労でそれどころではなく。




婚約者は翌日も仕事だったので、とにかく明日に備えて寝るのが最優先で。




愛を育みにはるばる来たはずが、朝から晩まで大掃除してホコリかぶって、待っても待っても婚約者は帰ってこなくてお腹が減って、散々な思い出。




結局頑張って掃除したお風呂は、基礎がシロアリに食い荒らされていたので取り替えることに。




おかげで今、お風呂だけは温かくて快適だけども。




そんな、とんでもない寒い家に住んでるもんで、冬になると「家を立て替えたい」とどちらともなく発言する我々夫婦です。




住み始めた当時を思い出したら、4年住んだ今では家のクセも把握して、あの頃よりは快適に過ごせております。




寒さ意外は、まぁ耐えられます。




できれば増税前、遅くとも息子が小学生になるまでに、建て替えを実現したい今日この頃なのであります。




最近はモデルハウスとかショールーム巡りに熱を入れすぎて、疲れてバタンキューな毎日。




モデルハウスは温かくて、家にいるより快適なのです(笑)




尻切れトンボだけど、これにて終了!

アラフォー、卵管造影検査を受ける。の巻

遂に行って来ました、恐怖の卵管造影検査。




ネットで調べても、経験者に聞いても、みんな「痛い」というアレです。




ドラマで深キョンが手を握りしめて耐えていた、アレです。




受付を済ませてすぐに痛み止めの座薬を入れるよう言われまして、トイレへ。




座薬なんて久しぶりだなぁ、いつ以来だろ!?…と思い返すと、社会人になって4~5年目に謎の高熱を出した夏の記憶が。





あぁ、あの頃どうしようもないダメンズと付き合ってたなぁ、とか、余計なことまで思い出す始末。




座薬さんは無事に穴に吸収されていきました。




座薬を入れてすぐに検査に呼ばれたら、効いてないんじゃないかな!?と心配をしていたら、数十分の待ち時間が。




混んでるんですよね、いつも。




予約していても結構待たされるクリニックです。




みんな妊活仲間だな!と、変に仲間意識が高まります。




なんだかお腹がシクシク痛くて、自分のプレッシャーの弱さを痛感しました。文字通り痛感。





そして、とうとう検査に呼ばれました。





まず診察台で子宮鏡検査をするそうです。




いつも思うんですが、この診察台が何とも恥ずかしいのです。




下着を脱いで下半身がスースーする状態で着座。




お尻の下には使い捨ての紙のシートが敷いてあります。




脚が開かれながら上昇、と同時にお尻の下の当て板?的な物もふわーっと外されていきます。




太ももの裏側とふくらはぎの支えに下半身を預けて、上体は斜め45度くらい。





診察台でカーテンを使用しないというスタイルのクリニックなので、医師と看護師が立っているのが丸見えです。




向こうには私の下半身と顔が丸見えです。





これが何とも恥ずかしい。





こっちだけ丸腰で弱点をさらけ出してる、なんとも恥ずかしい状況。




かといって、相手も下半身丸出しで診察されても困るよな…とか想像してるうちに台は頂点に達します。




子宮鏡という、白くて先の丸い棒状のものを差し込まれました。




目の前のモニターに、私の体内の様子が映し出されていました。




ピンク色の体内。




「目視できないけど、ごくごく小さなポリープがあるかも」とのこと。




左右の卵管孔を確認し、「キレイですね」とのこと。




血が見えるとかじゃないし、もともと医療系の仕事をしていたので、マジマジと見ていても気分は悪くなりませんでした。





医師が「次に卵管造影のためのチューブを入れていきますね」と、細いチューブを手にしました。




お腹が押される感じと共に、チューブが無事に留置された模様です。




私の下半身からのびたチューブ。




「この後移動なので、テープで固定しますね」と看護師さん。




え、移動!?




私、股からチューブ出てますけど。




看護師さんの説明では、隣の隣のレントゲン室間で、スカートをおろして歩いて移動して下さい。とのこと。




深キョン、そんなことしてなかったよ!?




いや、深キョンもひょっとしてチューブ出したまま歩いたのかも!?




余計な想像しながら身支度。




私、股からチューブ出てますけど!




ドアを開けたら待っている人が何人もいまして。




別に目が合う訳でもないんですが、なんだか恥ずかしくて。




皆さんも通った道ですか? 皆さんも股からチューブ出して歩いたんですか? 一緒に頑張りましょうね!!




などと、またしても余計なことを考えながら歩いて移動。




隣の隣のレントゲン室、なんとも遠く感じました。




そして、股からチューブを出した私に看護師さんが指示をしてくれました。




頭とお尻の位置を指定されて、レントゲン撮影用のベッドによじ登りました。




私、割と背が高い方だけど、小柄な方はこのベッドに乗るの大変だろうなぁって思いました。




しかも股からチューブ。




動きにくさと違和感が全開です。




横になって、脚を軽く開いて、スカート捲り上げて、技師さんが来るのを待ちました。




この、仰向けで脚を軽く開く姿勢ってのが、また恥ずかしい。




お股がスースー。




看護師さんが「先生が来るまでスカートをおろしてていいですよ」と言ってくれるまで、まな板の上の鯉状態でした。




で、意外とこのまま待たされるんです。




気を紛らせるために、看護師さんが色んな話をしてくれました。




ベテラン看護師さんなんだと思います。




言われて嬉しかったこと、ためになったことをまとめておきます。




▪️卵管造影検査は痛い!という噂だけが一人歩きしてるけど、実際そこまで痛いことはなくて、生理痛の重いやつくらい。




▪️この検査の後約半年はゴールデン期間と言われていて、妊娠しやすくなる。いい検査だよ!妊娠できますよ!!




▪️1人目がお薬とタイミング法で授かってるなら、2人目もきっと大丈夫だよ!




気休めにそんなこと言わないだろうな、きっと経験から言ってくれてるんだろうなと思うと、とても心丈夫でした。




我々夫婦は子どもが好きで、最低3人は欲しいなと考えているので、3人目が欲しくて治療される方もいますか?って聞いてみました。




いるそうです。これでまた安心安心。




ブログに妊活のことを書くと、もし授からなかったらどうしようとか、あんなこと書かなきゃよかった、とか、自分を責めてしまう材料を作ってしまわないか…と考えたこともありました。




けど、逆にとにかくポジティブに、赤ちゃんがお腹にきてくれるまでの経過を覚えておくために、嬉しかった言葉や素敵な出会いを覚えておくために、しっかり書き残そうと思います。




股からチューブ出して歩いたことも。




10分近くスースーしたまま待って、技師さんが到着しました。




技師さんは淡々とクールに仕事をこなすタイプの方でした。必要最小限しか話しません。




私の股からのびるチューブに、造影剤を入れるためのチューブを接続しました。




そして速やかに二人とも退室。




耳元から看護師さんの声が聞こえました。




「痛くて我慢できなかったら横のマイクで教えて下さいね」と。マイクあったのか。


いよいよ造影剤が入ります。




深キョンは手をぎゅっと握りしめてたな、と、私も痛みに耐える準備。




じわじわ、じわりじわりと、お腹が押される感じ。




何分くらいで終わるか聞いておけばよかったと思いました。




ゴールが明確なら頑張れる性格なので。




ゴールがわからないと、どこが痛みの頂点なのかもわからないからずっと不安で。




耳元から「もう少しで終わりますからね」と聞こえてからが、どうやらピークでした。




私が感じた痛みは、脚を下に引っ張られてもぎ取られるような感じでした。




生理痛とはまたちょっと違うような。




脚もがれるーーーーって一番思ったあたりで、検査終了でした。




技師さんが速やかにチューブを抜いて、ガーゼを1枚私の中に詰め込みました。




そして速やかに退室。あくまでクールな技師さん。




看護師さんが手を繋いでくれて、ベッドから降りるのを助けてくれました。




身支度してると、抗生剤と胃薬を渡されて説明されました。2日間内服。




当日の入浴は控えてシャワーで済ませること。




股にガーゼ入ってるから、30分後くらいに抜いて下さいとのこと。




チューブの次はガーゼ。




そんなこんなで検査終了でした。




股のガーゼは結構な違和感で、30分待つのがとっても長く感じました。




30分未満でトイレに駆け込み、恐る恐る抜き出してみました。




少し出血してたのと、あとは造影剤?なのか何やら独特な香りの油っぽい液体が。




そうそう、来週結果を聞きに行くまでは夫婦生活しないようにとのお達し。




チューブやらガーゼやら入れたり出したり忙しかったお股、休ませねば(笑)




結果を聞くの、怖いなぁ。




深キョンは「原因不明の不妊」と言われて、しかも今不妊治療をしてる夫婦の大多数は原因不明だそう。




原因不明だったら、一体どう対策すれば…。




とか何とか考えてもらちあかないので、美味しいもの食べてのんびり過ごすことにしましょ。

アラフォー、妊活ドラマを見た。の巻②

今日は夫とまとめてドラマを見る時間がとれました。




石原さとみのアレ、キムタクのアレ、MJのアレ…だいぶ録画貯金が貯まってます。




そんな中で、我々夫婦は「隣の家族は青く見える」をチョイスしました。





私も気になってたけど、夫も気になってた様子で意見が一致しました。




第2話は「フーナーテスト」と「卵管造影検査」がクローズアップされてました。




第3話は「クロミッド」が。





実は、息子が2歳になるから、1年もの間タイミング法を続けたけど手応えがないから…という理由で、病院を変える決心をしました。





遅いですよね、もっと早く決めればよかったなと思います。




だけど、不妊治療ってものすごくパワーの必要なことだし、病院を変えると初診料もかかるし一からまた検査をしなきゃだし…と逃げ腰になっていました。




ダメだ、そんなんじゃダメだー!




と、一念発起して、知人友人の話を聞いたりネットで調べたりして、不妊治療の実績をあげているクリニックに診察予約をしました。





初診は先月だったんです。




問診、内診、血液検査。




内診の丁寧さにびっくりしました。




問診して下さったのが男性医師だったので、内診もその医師かと思い身を固くしたのですが、内診は専門の女医が担当して下さいました。




これまでにいくつかの病院で内診を受けてきましたが、間違いなく最も丁寧な内診でした。




これが当たり前なのかな、今までのところが簡単に済まされすぎてたのかな、と疑ってしまうほどでした。





血液検査の結果は次回の診察までわかりませんが、医師が内診の結果を見ながら「多嚢胞性卵巣」の可能性を指摘しました。




排卵しにくい卵巣だというこの状態は、ずっと前に生理不順で通院していた頃に一度疑いがありましたが、息子の妊娠に関しては特に問題がなかったようでした。




しかし、ここにきてやはり、その疑いがあると。




「高プロラクチン血症」で「多嚢胞性卵巣」。





越えなければならないハードルが、高く、大きく、数も増えてしまいそうです。




そして、実は明後日には卵管造影検査と夫の精液検査も控えています。




怖いです、卵管造影。




個人差はあるけど、激痛を感じる人もいると聞きます。




痛み止めの座薬を入れて臨むそうです、怖いです。




ただ、その検査によって卵管の通りがよくなり、妊娠しやすくなるとも言われたので、そこには多大なる期待をしてしまうのですが。




夫の精液検査も、初めてのことなので緊張します。





何故か私が緊張してしまいます。




ちょうどドラマでも深キョンが造影検査をして、疼痛に顔を歪めるシーンがありました。




そして医師に、私が聞いたのと同様の説明をされていました。




なんて素晴らしいドラマなんでしょう。




産婦人科に一緒に受診してくれない旦那さんをもつ方でも、このドラマを一緒に見てくれたら、妻の気持ちが伝わるきっかけになるはずです。




また、夫の精液検査は「採精室」という個室を借りて行うのですが、ドラマの1話ではその部屋の様子もうかがい知ることができました。




夫の気持ちを想像するために、大変参考になりました。




頑張っているのは自分だけじゃない、夫もまた、頑張ってくれているのだと再認識できました。




とはいえ、我々夫婦はまだまだこれからが大変なのだと思います。




まだ始まったばかりです。




フーナーテストというのも、いずれ待ち構えているのでしょう。




とにかく、明後日の卵管造影検査と精液検査を無事にクリアして、その結果を受け止めることが、近々の我々夫婦の課題なのです。




備忘録も兼ねて、またまとめていこうと思います。




妊活ブログにするつもりはないのですが、深キョンの影響&自身の不安な検査が身近に迫っているため、ナイーブな感じになっちゃいました。




そういえば、第3話で深キョンが、義妹の妊娠を素直に喜べなくて泣いてしまうシーンがありました。




超絶共感しました。




それと同時に、1つ前の記事で「深キョンは未婚だから妊活の気持ちなんてわからない」的なことを書いていた自分を反省しました。




女優さんって、すごいなって思いました。




ひょっとして深キョン、演技じゃなくて、今は未婚だけど自分がいつか子どもを望んだ時になかなかできなくて…と想像して泣いたんじゃないかと、余計なことまで考えた次第です。




夫の方を見たら、どうやら同じ気持ちで見ていたようで、「深キョンすげぇな」って言ってました。




そう、深キョンすごかった。




早く第4話が見たいけど、その前に恐怖の造影検査が立ちはだかっています。




無事に終えられますように。