アラフォーずぼら主婦、賢く生きる。

アラフォー主婦、賢く生きていくために勢いで色々やってみることにしました。夫と2歳の息子、気高いコーギー♀の3人と1匹暮らしです。

アラフォー、映画「植物図鑑」を観た。の巻

私ね、小説、結構好きなんです。




中でも、東野圭吾誉田哲也湊かなえが好きで、新刊が出ると買って読まずにいられないのです。




…といっても、結婚して子どもが生まれてからは、読む時間を作り出せずに、買うこと自体減ってしまったのですが。





好きな作家さんからもわかるように、ミステリーとかサスペンスとか、そっちのジャンルに偏って好きなんです。




誉田哲也のグロテスクな描写もいけるクチ。




ここまで書いておいて、今日のタイトルです。




「植物図鑑」って、有川浩が書いた恋愛モノです。




恋愛モノって、アラフォー女子の人生の中では片手で足りるくらいしか読んでないジャンルなのです。




江國香織辻仁成の「冷静と情熱のあいだ




そこから派生して辻仁成の「サヨナライツカ」




タイトルがストライクでジャケット買いした、中村航の「僕の好きな人がよく眠れますように」




ほらね、思い出せるくらいしか読んでないのです。




で、私にはこだわりがあります。




「映画化された小説を、映画を先に観ない」ってやつです。



言い換えれば「映画を先に観ちゃったら、原作は読まない」となります。




本当は「読んだ小説が映画化されたら観ない」っていうニュアンスなんですけど、それだと小説ありきの人生みたいなので。




もう、この世に原作も映画も存在していて、どっちを選ぶかっていう局面なら小説を選びますっていう感覚かな。




で、で、今日は「植物図鑑」です。




この小説を読んだきっかけっていうのが、知人の紹介なんです。




知人というのは、私より一回り以上年上の女性。




ふとしたきっかけで仲良くなり、韓流好きな彼女のトークを聞いたり、会った当時まだ独身だった私の恋愛観を話したり、そんな関係で。




彼女がある日、興奮を隠しきれない様子で言いました。




「なんか、すごくキュンキュンする小説に出会ってしまった!」と。




まだ映画化はされていなくて、小説が発売されたばかりの頃です。




「恋愛小説読まないなんて言わず、読んで! 読んだら教えて!」って言うので、その話をした日のうちに書店で買い求めました。




そしてその世界に引き込まれて、一晩で読んじゃいました。




もうね、キュンキュンなんですよ。




アラ還のオバサマを虜にしたのも頷ける。




草食系…というより、植物系男子が道端に落ちていて、仕事に疲れた主人公がそれを拾う展開。




半年間限定で家に置いてください、という約束。





野草を「狩り」に行って、丁寧に料理して、美味しく食べる二人。




野蒜のパスタ、一度でいいから食べてみたいー。




で、どんどん好きになっちゃって。




我慢してた気持ちが解放される時がきちゃって。




半年間なんて、あっという間に過ぎちゃって。




突然、植物系男子がいなくなっちゃって。




荒む主人公。




で、色々あって、1年くらい過ぎてから突然再開して、最後はラブラブハッピーエンド。




やべぇ、私が書いてるとなんてチープな内容(笑)




実際すっごい面白いですからね、これから読む方!




翌日アラ還の彼女に早速報告です。




すると彼女はこう言いました。




「主人公が貴女にしか思えなくて、私は途中からずっと貴女に置き換えて読んだのよ!」と。




当時仕事に疲れてたんですかね、私(笑)




彼女が言うには「野草にのめり込む感じ、素直じゃないけどわかりやすい感じ、主人公の持つ空気感」が、私の持つそれなのだと。




ほえーーーーーー、なんかありがたやーーーー。




主人公のピュアな空気感すごいですからね。




当時アラサーの私に、ピュア感あったんですかね(笑)




彼女とは結婚してから会えなくなってしまったけど、東方神起と植物図鑑を見かけるたびに思い出します。




ジェジュンが好きだったなぁ。




そしてそして、植物図鑑、一昨年遂に映画化された訳です。




主演、高畑充希!!




ははーっ!!




なんかわかる、しっくりくる!!




植物系男子、岩田剛典!!




…ごめん、オバチャンわかんない(笑)




ふむふむ、調べると三代目J Soul Brothersの方だと。




えーーーーー(⬅️偏見)




キャストを調べて、想像してみました。




原作を先に読むと、自分の中でキャラクターのイメージが固定されてしまってるから、そのイメージを崩したくないのです。だから映画は観たくない。




なんだかよく知らないけど、EXILE系の方が植物系って無理でしょっていう頭の固さも邪魔で。




あと、自分が似てると言われた主人公が高畑充希と知って、とても恥ずかしくて⬅️何がだ(笑)




それで、アラ還の彼女には「映画化されるねー!」ってLINEして、彼女も「植物系男子のイメージ違うよねー!」なんて返事をくれて、それっきりになってた映画。




それが、昨日、たまたま。




たまったまAmazonプライムビデオで映画検索してたら見つけちゃって。




あいにく夫は夜勤で不在。




夫に、映画化された当時「これ原作すごくよかったんだよー、映画化されたんだねー」ってジャブ打ったら、「オレ見なくていいなー」って言ってたな。




観るとすれば一人で。




息子は爆睡。




…観るか。




マイルール違反だけど、環境と状況が整ってしまった以上、抗うことはできない性。




男梅サワーを片手に、夜な夜な観賞。




で、感想。




▪️高畑充希かわいい

▪️高畑充希の走り方が気になる

▪️高畑充希の膨れる小鼻が気になる

▪️岩田剛典やっぱり違う

▪️野蒜のパスタ食べてみたい




長々前置きしてた割に、アッサリした結論になりました。




やっぱり原作が一番。




原作越えしてる恋愛映画って、あるのかな?




起きずに爆睡していてくれた息子よ、ありがとう。