アラフォー、夫の食事に悩む。の巻
これ大問題。
どうして人間はお腹が減るんだろう。
どうして人間は食べないと力が出ないんだろう。
食べなくても元気が沸いてくる体になりたい。
…ってのは、ウソ。
私ね、食べること大好きです!!
声を大にして!!
食べるのだーいーすーきーヾ(´∀`*)ノ
特にスイーツや果物には目がないのですが!
それは「食べる」ことだけに特化した話!
毎日の食事を「作る」ことには、もう飽きました。
料理は嫌いじゃないんですよ、でもねでもね、毎日毎日朝昼晩朝昼晩…
世の中のお母さん!
きっとわかってもらえると思います。
自分一人だったら、ふりかけご飯や卵かけご飯で十分じゃないですか!? 納豆に刻んだネギを入れるのも好き。ネギ刻むの面倒だから、なくても可。
お味噌汁なくても平気。
なんなら、晩ごはんがパンでも構わない。
でも、子どもがいると、そうはいかない。
野菜をどうにか取り入れる。
人参や大根をコンソメでコトコト煮てみたり、固いカボチャと格闘したり。
あまり好きじゃない野菜をハンバーグに混ぜ込むためには、「みじん切り」という労力が伴う。
でもね、いいの。
息子よ、貴方のためなら何でもするわ!!
時にはジャムトースト、チーズトーストでも許してね❤️ みかんとか、ヨーグルトとかで罪悪感を軽減作戦(笑)
問題は夫。
夫がいると、もっと厄介。
好きだから結婚してる訳だけど、夫の食事となると、もう本当に厄介。
私の夫は薬味好き。
私の夫は香辛料が好き。
私の夫は温かい料理が好き。
ね、なんか厄介なの。
私も薬味が好きだから、新婚さんの時はネギとか大葉とかミョウガとか、料理に合わせて色々用意してルンルンだったの。
息子が生まれて、息子の離乳食が始まって、自分達の献立を考えるのが一気に面倒くさくなった!
だって、お粥さんの裏ごししなきゃだもん。
だって、柔らかくなるまでひたすら煮なきゃだもん。それを裏ごししなきゃだもん。
ネギ刻んでるヒマありません!!
ミョウガ? 大葉? そんな高いもの買ってられません!!
息子に鯛を買わなきゃだもん。鯛の裏ごししなきゃだもん。
それでも夫は譲らない。
お味噌汁にはネギが必要だと。
ネギ、そうね、ネギくらいはね。
そして、我が家の冷蔵庫には常に刻みネギがある状態となった。
刻みネギがあれば、卵焼きのアクセントにもなるし、炒め物に追加したり便利だし。
ミョウガや大葉は庭に畑を作って自家栽培することになった。(いつか、畑の話も書きたいな)
刻むのが面倒くさい。
好きだけど刻むのが難儀。億劫。
我が家の薬味問題、冬場は落ち着いているけど、夏になるとまた芽を出してくる。やだなやだな。
次に夫の香辛料問題。
もうすぐ2歳になる息子、今では大人と同じものを食べられるようになった。楽チン。
でも、濃い味付けは敬遠したいところ。
ましてや辛いものなんて、まだ食べられない。
夫は平気で麻婆豆腐とか、キムチ鍋とかをリクエストしてくる。
ちなみにお味噌汁には必ず七味を振りかける。
よく見かける赤い小瓶のやつ、あれを7~8回振りかける。真っ赤。
お味噌汁は、いいよ。自分のテリトリーだもの。
でもね、キムチ鍋は無理。
麻婆豆腐だって無理。
「作る過程で取り分けて薄味に仕上げればいいのです」なんて、離乳食の本に書いてあるけど、面倒くさい。
となると、薄味の料理に、夫が自分で仕上げの調味をすることになる。
だいたい塩胡椒、ごま油、ラー油。
肉じゃがにもごま油。七味。刻みネギ。ラー油。
せっかく出汁をきかせて薄味に美味しくできた料理も、夫の手にかかればネギとごま油で辛くされちゃう。
産後のピリピリしてた時期に、一度怒って言ってしまったことがある。
「何なの、何でもかんでもネギかけてごま油かけて。私のご飯、口に合わないってこと?」
夫は閉口して、それからしばらくはごま油トッピングを封印してくれていた(笑)
どうしても物足りない時には、コホンと咳払いなんてしながら「ちょっと○○かけてみようかな」って調味料をかけるためにお皿を持ってキッチンへ行くようになった。これウケる。
気を遣ってくれてるんだ。
そして、私の産後のピリピリが和らぐにつれて、夫は少しずつ攻めの姿勢を取り戻した。
今では当たり前のように立ち上がってパパっと味を仕上げて戻ってくる。
私も慣れたもので、「お、何かけたの? ちょっと試食させて~」とご相伴にあずかることも。
そして最後に、温かい料理が好きな夫が面倒くさくなる。
手抜きしてお惣菜買ったり、時にはお弁当買ったりすることもある我が家。
普段食べられないものが食べられるから、お惣菜の日も悪くはない。
私は、食べられればいいから、レンジでチンしなくても平気。むしろ、お弁当の冷たいご飯ってモチモチしてて美味しいなって思う。
夫は違うぜ。
絶対チンするんだぜ。
フライや天ぷらは、チンしたらベシャベシャになるからトースターで低温じっくり温めるんだぜ。
え、それ、面倒くさい。やるの私よ?
いいじゃん食べられれば。
温める作業には、容器からお皿にうつしかえてラップして、食べ終えたそのお皿を洗う手間まで同伴する。
お皿洗うの私よ?
お惣菜で楽できる~って思ってても、お皿洗いがもれなくついてくる。
普段の食事の時は、なるべく温かいものは温かいうちに出せるようにタイミングを見計っている。
「ご飯できるからテーブルの上片付けて~」ってお願いして(大抵息子のおもちゃが散乱してるから)
万事オッケー後は食べるだけ!って、いざ持っていくと、片付いてない。
冷めるよ料理。
息子が寝てから夫婦でお酒飲もう、なんて夜もある。
熱々をビールで流し込みたい餃子をドーン!!なんて時に限って、
「録画してたドラマ、どれ見る?」って乾杯の前にリモコンポチポチする。
それ今?
乾杯してからでよくない?
悶々とする。
どれでもいいから、早く乾杯して熱々の餃子にかじりつきたいのに。
温かい料理にこだわるくせに、意味わからーん。
おっと、いけないいけない。
夫の食事に悩む…というより、夫の食癖?への鬱憤がたまっていたようだ、私。
落ち着け、大好きな夫だぞ。
これから先も一生、私はネギを刻んで、七味やごま油を切らさないようにして、熱々の餃子を我慢するんだろう。猫舌だけど。
最後に一言。
夫は決して、亭主関白ではない。はず。