アラフォーずぼら主婦、賢く生きる。

アラフォー主婦、賢く生きていくために勢いで色々やってみることにしました。夫と2歳の息子、気高いコーギー♀の3人と1匹暮らしです。

アラフォー、離れた両親との同居を考える。の巻

先日、久しぶりに両親が孫の顔を見に来ました。




うーんと、7ヶ月ぶりかな。




こんなに期間が開いてしまうのには訳がありまして。




というのも、私、実家から飛行機に乗らなければ来られないところに嫁いでしまったもので。





いざ帰省!となると、電車に乗って特急に乗って、飛行機に乗って電車か高速バスに乗って…




片道6時間くらいは覚悟しないといけません。




両親にとって、私は一人娘。




そして息子は初孫にあたります。




どれだけ会いたいことか。




私だって会わせたいです。




孫を抱かせてあげること、孫と遊ばせてあげることが、一番の親孝行だと思っています。




でも、片道6時間。




自動車の運転もするし健康状態に問題もない、ちょっと遠いけどたまに会える両親です。




今は。




じゃあ、10年後ってどうなんだろう?




両親がニコニコ笑顔で飽きるほど息子と遊んで、息子もケタケタ楽しそうに過ごした数日間。




その数日間があっという間に終わって、ふと脳裏をよぎった「?」です。




こんなに離れたところに嫁いできて、私は、息子は、あと何回両親に会えるのだろう?




今はまだ未就学の息子。




幼稚園はまだしも、小学校に通い始めたら、習い事を始めたら、長期間実家に連れて帰ることが難しくなるでしょう。




それより、私が復職したら!?




それこそ実家に帰れなくなりそうです。




今は夏休みに毎年2週間くらい私たちが実家に転がり込んで、それ以外に両親が年に1回4~5日くらい会いに来て…年に2回しか会えていません。




私が復職したら、2週間の帰省はきっと不可能でしょう。




10年後、両親は80歳近くになります。




果たして、今と同じフットワークで孫に会いに来られるでしょうか?




楽しく過ごした数日間でした。




両親を空港まで送って、家に戻って息子を寝かしつけて、夫と晩酌していた時です。




夫がこう言いました。





「おれたち、ここに家を建てていいのかな?」




なんて優しい人でしょう。




私はその一言で、夫が考えていることを全て見抜きました。




夫は、両親が暮らす私の故郷に移住することを考えたのです。




私が夫と結婚を決めた時から今まで、何度も何度も話し合って、ようやく自分を納得させて、ここに家を建てようって決心してたんですが。




両親と楽しそうに過ごす息子を見ていて、孫と離れて暮らして、年に何度かしか会えない息子や両親を思ったら悲しい気持ちになったんだ、と。




夫の話を聞きながら、私も涙を流していました。




一人娘の自分が離れた場所に嫁ぐこと

一度は故郷での同居も頭をよぎったこと

夫の転職や息子の転校は避けたいこと

息子と遊ぶ両親の笑顔

ずっとケタケタ笑っている息子

両親を送った帰りに「おじじとおばばいないね」って言った息子の顔

夫の優しさ




なんだか胸がいっぱいになって。




家を立て直そうと話している我々夫婦は、この数日間で両親の住宅ローンの話や老後の考え方など、色々と聞いていました。




自分が親になって、初めて聞いた話もたくさんありました。




苦労してきた両親。





息子と遊ぶ笑顔の両親。




両親を私や息子と同じように大切に考えてくれる夫の優しさ。




私はなんて幸せ者なんでしょう。




しばらく泣いて、落ち着いた私に、夫が言いました。




「まだ家の間取りとかを詰めてる状況でもないし、話が進んでしまう前に『同居しない?』って聞いてみて」って。




「絶対遠慮されるだろうけど、いいことも悪いことも含めて、よーく考えてもらえないかな」って。





あぁ、この人はなんて優しい人なんだろう。





今まで、同居は無理だなって漠然と考えていました。




というのは、里帰り出産をした際に、産前産後の不安定なホルモンバランスの乱れと、二世帯同居を考えていない実家の間取りのストレスとで、疲れきってしまったからなのです。




…と、理由は後付けなんですが。




両親がもし、我々夫婦が建てる家に一緒に住んでくれるなら?




これまでは、息子と、これから先授かるであろう兄弟と、気高いコーギーと暮らす家しか考えていなかった我々夫婦です。




こだわってこだわってこだわり抜いて、素敵な家を建てようって思っている我々夫婦です。




でも、もし両親と同居ということになれば、話は別です。




こだわりたいところを絞って、ある程度の広さを確保する必要が出てきます。





あぁ、我々夫婦の新居は、一体どうなっていくのでしょう。




なんて、なんて幸せな悩みでしょう。

アラフォー、夫婦生活についての一考察。の巻

結局リセットしたんですよね。




リセットするなら焦らさずにズバッと来てほしいもんです。




まったく…。




一通り凹んで、ちょっと愚痴とか泣き言とか吐き出したりして、切り替えにはパワーが必要です。




こないだ、つい母親にも泣き言を。




そしたら「あなたは欲しいって思いすぎなのよ」って。




幼稚園に行かせたり、仕事を始めたり、今できたら困るなぁって時にできるものよ、と。




それはね、自分でもわかっております。





ほしくてほしくて、毎月そればかり考えちゃう。




ほしくてほしくて。




幼稚園は年少さんから…と思っていたけど、秋くらいから年々少さんへの入園を考え始めたし。




そしたら短時間のパートもできちゃうな…って思ってるし。




でもね、今すぐほしくて。




不妊治療専門のクリニックに通い始めて5ヶ月、本格的なタイミング指導はまだ2回目。




こんなことしないで、自然に授かれたら…っていつも思います。




自然に授かるのって、本当に奇跡なんだなぁって。




もちろん、タイミング法指導も、人工受精も、体外受精も、ぜーんぶ奇跡を起こすための手段だって思います。




タイミング指導の段階だから、ここまで思い詰めちゃうのかな。




タイミング法、色々と悩ましい問題があります。




息子が生まれてからというもの、我々夫婦は恥ずかしながら子作りを意識した夫婦生活しか持てておりません。




すなわち、排卵日を意識した事務的・義務的な交渉しかなくて。




新婚さんの頃のドキドキ感はどこへ。




お互いに親になって、なんだか家族になって、男と女!みたいな空気になれません。




息子も気になるし。




よく聞くのは、排卵日なんて関係なく、より仲良くしてる夫婦は授かりやすいとか。




それはそうですよね、確率が上がるんですもの。




夫の仕事の関係上、私が「ふむふむ、ふーむ。今晩あたり一度執り行わねばならぬな」なんて思ってる日に限って夜勤とか。




「ここらで連日の戦に臨む必要がありそうじゃのう」なんて思ってる日に限って飲み会。




「よし、家事終わったし明日はお休みだし、しめしめ、いざ!」って日に限って息子が謎に起きたり。




マーフィーの法則みたい。




今月も、エックスデーが近付いてきたので、医師の指示を仰いでみました。




次の受診で誘発する点鼻薬(我々は奇跡のピシュピシュと呼んでいます)を処方される予定ですが、受診の前にひょっとしてひょっとして排卵されちゃうかもしれない可能性も考えて(日数的に微妙なところなので)、受診前にもタイミング取ってくださいね、とのこと。長い。




それをやんわり夫に伝えたら、聞いてるんだか聞いてないんだか薄いリアクション。




2日ほど空けて、夫が「その日、飲みに誘われちゃった」と。




さては伝えた段階でわかってたな、お主。




いいんです。




これで夫を責めたら、今月の努力が台無しになっちゃうから。




祈りましょう、卵さんがとどまっていてくれることを。




夫だって、二人目ほしいってわかってるから。




ただ、深酒はしてこないことも合わせて祈りましょう。




頼むぞ夫。




深キョンのドラマ思い出すなぁ。




あのドラマ見てた皆さんも、今月も頑張ってるんだよな、私も頑張ろう!!




…と、謎の団結心。




そうそう、今日息子に「かーちゃん、お腹に赤ちゃんがほしいんだけど、いーい?」って聞いたら「いいよ!」って即答でした。




おーい赤ちゃん、お兄ちゃん準備できてるってー。




待ってるよ、いつでもおいでー。

アラフォー、今月もリセットかしら。の巻

リセットっていうのは、あれです。




妊娠を希望しているのに生理が来てしまうことです。




今、高温期の12~3日目なんですけど、どうも高温期という割には高くない体温。




妊活してると、朝起きて体温計くわえる前になんとなくわかります。





あ、なんか今日低そう。って。





案の定低いと、2回測って少しでも高い方を採用してみたり。




今日は36.60℃。





これは私の中の高温期ボーダー。





明日これよりも下回れば、きっとリセットなんでしょう。




でもでも、認めたくない私は、色々とポジティブな要素を探します。




例えば、昨日おトイレでおマタを拭いた時に、ちょこっと…ほんとにちょこっとピンクのオリモノがペーパーについてるのを発見したんです。




そうすると思考が一気に駆け巡ります。




はっ、これは着床出血というやつでは!?




いつもリセットの時にはピンクのオリモノなんて出ないもの!




もしくはペーパーの繊維がたまたまピンクっぽく見えたとか!?





念のためもう一度フキフキしてみて…何もつかない。




着床出血じゃないのかも。





リセットなのかも。





え、でも早すぎない!?




あーもーわかんない、とりあえず次回の受診予約しちゃおう。




…と、そんな感じに。




結局その1回だけで、それから今に至るまで、まだリセットはしてないんですけど。




この時期は、おトイレに行くのがイヤになります。





行ったら行ったで、用を足した後フキフキするのがイヤになります。




フキフキして、見なきゃいいんですけどね。





妊活してる人ならわかると思います。





見ちゃう。





それと、夜寝る前とか、日中も座って同じ姿勢でいる時とかに、下腹部の僅かな異変に敏感になります。




ん? なんかお腹痛いかも。





この痛みは生理前のいつものヤツかな。





いや、ちょっと違うような気もする。





え、まさか着床痛ってやつ!?





いやいや、ある人の方が少ないっていうし。




普通に生理痛?




いやいや、今回こそ妊娠してるはずだし。




いやいや、期待しすぎはストレスになるし。




いやいや、期待しないなんて無理だし。




っていう無限ループ。




という風に、今は安静とか、朝が来ることとか、そんなちょっとしたことが怖い訳です。




何をしてても考えちゃいます。





TOKIOの会見VTR見てても、予約したドラマ見てても。





山口くんどうなるのかなーって思いながら、お願いリセットしないでって祈ってる。




あぁ、また朝がきちゃう。




でも寝ないと時間が過ぎないし、時間が過ぎないと妊娠してるかもわからないし。




私も、妊活中のみなさんも、明日がいい日でありますように。

アラフォー、妊活の近況。の巻

妊活、今月も頑張っております。




すなわち、まだ妊娠に至っていない訳です。




今年から本格的に始めた不妊治療。




振り返ってまとめましょ。




1月 卵管造影検査&ふんわりタイミング指導




2月 子宮内にマイクロポリープなるものを発見
最強に副作用の強い抗生剤で退治
タイミング指導




2月はキツかったんだよなぁ。




子宮内に見つかったマイクロポリープっていう無数の小さな凸が着床を妨げるということで。




クラリスロマイシン?という最強の抗生剤を処方されまして。




これが、すごかった。




吐き気と腹痛、猛烈な眠気が3日間。




モデルハウス見学&営業さんとお話…なんて、全く身が入らず、朦朧としすぎて覚えてないんです。




この副作用に耐えたんだから、きっと妊娠するに違いない!!!




…って思ってたけど、あっさりリセットでした。




派手に高温期が続いたのは、後に陥るインフルエンザ祭のせいで、インフルエンザとの決別と同時にストンと高温期が終了したのでした。




3月 インフルエンザ祭のため受診見送り
海外製排卵検査薬でタイミング法




病後の息子の不機嫌が突発性発疹の時よりもひどくて、とても夫に預けて受診できる雰囲気ではなかったです。




とはいえ、1ヶ月無駄にしたくないので、ラッキーテストという手持ちの海外製排卵検査薬で排卵日を予測してトライ。




タイミング的にはうまくいったと思ったんだけど、これまたストンとリセット。




残念ではあったけど、これまでずっと別院で処方されていた誘発薬やら漢方薬やらを飲んでやっと排卵していた私が、自力で排卵できた達成感あり。




妊活前には生理痛や排卵痛とは無縁だった私だけど、息子を出産して生理が再開してから、自身の体の声がよく聞こえる気がしています。




特に排卵前後のオリモノの変化と下腹部痛は、目を見張るほどの変化が。




妊活してるとよく耳にする「ノビオリ」と呼ばれる排卵前ののびーーーるオリモノ、今まで出てなかったのか、それとも気付いてなかったのか。




今では排卵検査薬をするまでもなく、「おおおおお、さては排卵する気ね!?」とわかるほど。




検査薬は補助的に確認するために使う感じ。




3月は、ノビオリさんこんにちは! 検査薬も濃い目の陽性でましたよ!としっかり教えてくれたので、タイミングとってみたんですが…リセット。




うーん、なかなかコウノトリさんは来てくれないのね。




そんなこんなで今4月。




今周期は、いよいよレトロゾールという排卵誘発剤を処方されて卵胞チェック。




12日目の段階で、早くも卵胞が22mmにまで成長していたので、満を持して点鼻薬排卵をお手伝いするとのこと。




点鼻薬




そんなの今まで聞いたことありませんでした。




その名もイトレリン。




なんでも、医師の指示通り使用することで、36時間以内の排卵をお手伝いするというもの。




私の卵はすでに結構大きかったので、かなり早めに出るんじゃないかと予測。私が。




使用した初日から3日間、なるべくタイミングとってくださいね、とニッコリ先生。




しかしながら、夫は怒濤の夜勤祭。




夜勤の時は、タイミング難しいのです泣




排卵する前に精子くん達を待機させるのがよい、と妊活ルールがあるので、せめて待機組を作ろうと、タイミングとってから点鼻薬することにしました。




でもねでもね、今周期はその1回だけしか。




もう1回翌日トライしたかったけど、やはり夜勤がからむと失敗してしまうのでした。




1回に賭けよう。




頑張れ頑張れ卵ちゃん!




頑張れ頑張れ精子くん!




そんな気持ちです。




今通ってるクリニックの好きなところはね。




タイミング指導してくれた後に、先生から次の受診の予約について説明がある訳です。




そこで、「惜しくも生理が来てしまったら…」とネガティブな話をする前に、「◯日まで生理が来なかったら妊娠検査薬してみてね」とポジティブな話をしてくれること。




この順番で話してもらえるだけで、心がふわっと軽くなって、なんだかもう妊娠している気分になれます。




私って単純ね。




で、今回はGWを挟むんだけど、もやもやしたGWにならないといいなぁって、そう願う今日この頃なのです。




お花見とかGWの親族の集まりとか、妊娠前の最後のお酒だー!っと言わんばかりに飲もうかな笑













4月 ⬅️今ここ

アラフォー、夫のことが好き。の巻

先日すこーし遠方にモデルハウスの見学に行って、その帰り道のことです。





私「いやー、ハズレだったねー」

夫「写真ではよかったんだけどねー」

私「ちょっと遠くまで行ったのに、がっかり」

夫「ね、建てたくないし住みたくないねー」





そんな会話してたんです。





その日見学したのは、パッシブ換気でいつもキレイな空気!! みたいなのがウリの工務店さんが手掛けた二世帯住宅。





別に二世帯を建てる予定ではないのですが、坪数が理想的だったので、では行きますか!と。





しかしながら、入った瞬間感じたのは接着剤?塗料?のような科学的なにおい。





もちろん木の家が好きな息子のテンションは上がりませんでした。





社長自ら説明して案内して頂いたけど、我々夫婦にとっては残念ながら何の魅力も感じないお家でした。





で、さっきの会話に戻ります。





夫「なんか後味悪いよね、木の家を見てお口直ししたいよねー」

私「わっかるー」

夫・私「あっ!!」




同時に発見したのは、『木の家』と書かれたノボリが立ったモデルハウスでした。





私「行こう行こう」

夫「ちょっと見てみるだけでもね」

私「木の家木の家!」





そんなノリでドアを開けたら…





ネクタイをシャツのボタンの間に挟んで、雑巾を持ってせっせと玄関をお掃除している男性が驚いた顔でこっちを見たのです。





夫「予約してないんですけど、見せていただけますか?」

私「すみません、突然」

ネクタイ「はいっ、どうぞどうぞ!!」





その方は急な客にも関わらず嫌な顔1つせずに、我々を招き入れてくれました。





玄関を入ると造作の下駄箱が。





ふわっと感じる木の匂い。





高まる期待、高まる息子のテンション。





ネクタイ「おにいちゃん、イイ男だねぇ」

息子「…。」

ネクタイ「…。さ! どこでもご自由にご覧ください! 何でもお聞きください!」




すっごい爽やかな対応。





キッチリ分けられて櫛目の通った髪型とすぐにズレ落ちるメガネ、口の横のオデキ。





何故かわからないけど、この人には何でも話せる気がする。





何故かわからないけど、この人からはすごくハッピーなオーラを感じる。





そんな感じの第一印象でした。営業のネクタイさん。





今まで何軒もモデルハウスを見てきて、初めて出逢うタイプでした。





お家の見学をしていくうちにわかったことなんですが、その営業さんは自身も木の家を建てたばかりで、なんと昨日引き渡しだったそう。




どうりで、ハッピーが滲み出てる訳です。




ネクタイ「今朝もね、自宅で目覚めたら、朝日が木に当たってキラキラ輝いていて、気持ちよく起きられたんです」





貴方の笑顔もキラキラですよ。




と、まぁ、そんな出逢いがあって。




で、日を改めて、そのネクタイさんに我々夫婦がどんな家を建てたいのかを伝えました。




ネクタイさんは我々の希望を一つ一つ確認しながら聞いてくれて、合間に息子の相手もしてくれました。




ネクタイさんには3才の娘さんがいるそうで、どうりで子どもの扱いに慣れているわけです。




話も終盤になって、次の打ち合わせが控えているネクタイさんが言いました。




ネクタイ「資金面での不安を解消するために、私が
信頼しているファイナンシャルプランナーさんとお話ししてみませんか?」




出た、お金のプロ!!




相談料はおいくらなの!?




と警戒した私ですが、そこは無料。




ネクタイさんのコネクションで、融通が利くそうです。ありがたい。




ネクタイさん、メガネはズレやすいけど仕事が早くて、我々夫婦の予定を聞いた後すぐにFPさんに電話をかけて日程の調整をしてくれました。




ネクタイさんとの出逢いは、我々夫婦にとって宝物になるかもしれません。




ネクタイさんの工務店にお家をお願いするかどうかは別として。




ちなみに、ネクタイさんが家を建てる時に、奥さんと毎日話し合う中で何度も衝突したそうです。





最終的にはネクタイさんが譲って、家にいる時間の長い奥さんの希望を優先して取り入れたそう。




我々夫婦も、これから先の長い工程の中で、すれ違いや意見の相違があるかもしれません。




そんな我々に、ちょっとしたゲーム感覚でやってみてください、と提案してくれたのが…。




『お互いの好きなところを10こずつ書き出す』




これが、家作りに役立つ訳ではないけど、二人の距離を縮めるのだとか。




ネクタイさんも奥さんも、やってみたそうです。




なんだそりゃ。




その時はそう思ったけど、夫の不在時に思い出してふと書き出してみたところ(⬅️真面目か)、とても不思議な気持ちになりました。




夫のこと、好きなんだなぁって再認識できたんです。




結婚してまだ4年弱、新婚の頃に比べたらなあなあの毎日。




息子が生まれて、好きとかどうのとかいう感情よりも、父親・母親としての意識が前面に出た毎日。




いざ夫の好きなところを書き出そうと考えてみたら、頭の中が久しぶりに夫のこと一色に染まったんです。




10こ書くのって結構大変な作業で、その10こを絞り出すのに、夫との思い出や日々のやりとりを思い返してみたら、あぁ、私って夫のことこんなに好きなんだなぁって客観的に見れたんです。




さらに、仕事から帰った夫に「私書いたから、あなたも書いてね」って半分白紙の紙を渡して書いてもらったんです。




夫は、私が先に書いた10こを読んでから自分の10こを書けるから、書きやすかったかもしれません。




割と早く10こ書き終えて見せてくれました。




夫が書いた10こを読みながら、私はニヤニヤしていたことでしょう。




お互いに、普段言わないことを紙に書き出しているから、なんだか恥ずかしい気持ちです。




夫が書いた10こを読んで、私は更に夫が好きになりました。




こんな私にも、夫に認められる好きなところが10こもあるんだなぁっていう気持ちと、それを夫が見つけてくれたっていうことが嬉しくて。




夫も同じ気持ちでいてくれたらいいなぁと。




こんな夫と、二人で理想の家を建てられたら絶対に幸せだろうな、と。




なんだかすさまじいノロケになりましたが、倦怠期の夫婦やカップルにオススメのゲームだと思います。




我々夫婦、まだ倦怠期ってことはないんですが。





紙とペンがあればすぐにできます、ぜひ。

アラフォー、こんな家が建てたいの。の巻

やっほー、記念すべき30本目~!




今一番力と時間を注いでいるマイホームのことをまとめようと思いまする。





予算はひとまず置いておいて、ね。





我々夫婦が家を建てたい理由、ザックリ言うと3つ。





①子どもと過ごせる限られた時間を、暖かい家で健康的に満喫したい。


②友達を呼べる家に住みたい。



③三交代勤務の夫と私や子どもが、それぞれ自分の時間を家で好きに過ごしたい。




と、こんな感じ。





今の家は古くて寒くて、カビや結露のお祭り。




洗濯物がリビングに干され、ストーブが24時間稼働。




気高いコーギーはリビングとその隣の部屋に造作したお部屋にいるため、来客時も出しっぱなし。




犬好きな人にはいいけど、苦手な人のためにはお部屋に入っていてほしいところ。




しかしながら、躾の不行き届きにより、リビングに我々がいるのに部屋を施錠すると吠えまくる。




静かにお話できないのでカギを開けると、お客様にじゃれる。




小さい子どもが大好きで、遊んでくれてると思って追いかけちゃう。





三交代勤務の夫が夜中に帰宅した際リビングでテレビをつけたりしたくても、薄壁一枚向こうに私と息子が寝ているため我慢している。




夜勤で昼夜逆転した夫がゆっくり寝られるよう、夜勤明けの夫が寝ている間、私と息子は出かけるようにしている。




様々な理由で、家族それぞれが微妙にくつろげなかったり気兼ねしたりしていて、友達を呼んで遊べないのです。




私は人とお喋りするのが好きで、私も夫も友達を呼んでワイワイするのが好きなんです。




夏は、外でバーベキューしたりプールしたり、屋外レジャーを楽しめるからいいんですけどね。





長~い冬の間、様々な事情で友達を呼べなくなるため、ものすごーくストレスを感じるのです。




息子が2歳になった今年の冬は、特に強くそれを感じました。




そして、暖かくて人も犬もそれぞれが気兼ねなくくつろげて、みんなが集まる家を建てたい!!と、こうなってる訳です、今。





モデルハウスは寒い間に回るのがイイ!(⬅️雪国ではそうなんですって、寒い冬でも暖かいってことを実感できるから!)ってことで、この冬15~20件のモデルハウスを見学しました。





資料請求だけなら、その倍くらいあったかも。





息子の機嫌をとりながら回るの、しんどかったし、息子もかわいそうだったけど。




でもね、1つハッキリしたことがあります。





無垢材の家の見学は息子のテンションが上がりまくるっていうこと。





我々夫婦も、無垢がいいねって話してるんですけど、息子のこの様子を見たら、もう決まりですよね。




無垢材は犬にも優しいし、みんなハッピー間違いなし!!





それと、どんなに素敵な家を建てるハウスメーカー工務店でも、営業さんの印象がよくなければ、そこに絶対お願いしたくなくなるってこともハッキリしました。





短期間に何人もの営業さんに会って話をしたので、目が肥えてきたのもあるだろうけど。




もちろん、好き嫌いもあるから、ウマが合わない営業さんでも、その工務店に絶対お願いしたいから我慢するって方もいるんだろうけど。




我々夫婦の感覚は似てるので、第一印象~数十分(あるいはいきなり数時間)話をした帰りの車内で、「アリ」「ナシ」がハッキリします。




「ナシ」の工務店は、資料の参考になるところだけ残して、さようなら。




「アリ」の工務店は、車内の熱が一気に上がって俄然家を建てるパワーが沸いてきます。




2ヶ月ちょっと家活(いえかつ)をして、今なんとか4つの工務店に絞ることができました。




私は四天王と呼んでいます。




四天王のうちのどれかに家をお願いするか、それともまだこの先ラスボス的な運命の出逢いがあるのかは未知です。




今後の家活としては、ファイナンシャルプランナーさんにライフプランニングの相談をするのと、いくつかの銀行で資金計画の相談をするつもりでいます。





我々夫婦の家活、今年が大きな山場となりそうです。





わくわく。

アラフォー、キャラ弁に挑む。の巻

明日ね、動物園に行くんです。




あ、もう日付変わってるから今日。




何しろ豪雪地帯なので、冬の間はお出かけするにしても室内レジャーがせいぜい。





息子が「おさかなみる!」っていうから水族館に連れていけば、入館前から泣き叫んで帰りたがる始末。




でもね、やっと気温が上がってきて、三輪車なんて出してみて、残雪の中麗らかな春の日差しを感じられるようになってきたのです!!





「どうぶつえん、いく!」と、こうきた訳です。





我々の家から車で30分くらいのところに動物園があるんです。





去年の今頃、「近いんだし毎月でも来られるから年間パスポート作ろう」ってノリノリ。





結局、今日もカウントして3回目っていう(笑)





まぁ、3回でも年間パスの方がお得だからよしとしましょう。




ちなみに中学生まで無料です♪





で、屋外レジャーとなるとアラフォー主婦の頭を悩ませるのが「お弁当」なのです。





動物園の中にレストランもカフェもあるから、そこで済ませればいいのにって思うでしょ?




でも、動物園となるとお弁当なんです、我が家。




普段、夫のために簡素なお弁当を作っている私ですが、息子のためとなると気合いが違います。




夫には申し訳ないけど、気合いが!違うんです!!




COOKPADとかInstagramとかで、「動物園 キャラ弁」とか検索すると、出るわ出るわ。




すごいですよね、世のママ達のキャラ弁!!




息子のリクエストは、「らいおんさん」なので、ライオンを検索すると、なんかウインナーがライオンに変身してたりして。





スライスチーズ、海苔、ハム、薄焼き卵なんかが、キャラ弁の必須アイテムなんだと知りました。




あ、あとカニかま。





ここ数日、お弁当のことしか考えてないワタクシは、金に糸目をつけずチーズやらハムやらカニかまやらを買い揃えておりました。




あと、100均のお弁当コーナーを物色してみました。




海苔がお顔のパーツにくりぬける穴開けパンチとか、ピンセットとか、アルファベットの抜き型とかがあるんですよね。




そこで私は安易に「こんなのわざわざ買わなくたって、キッチンバサミで切りゃいいじゃん」とか「は?ピンセット? 箸でやりゃいいじゃん」とか余裕をかましておりました。





息子が夜寝てからはひたすら検索&イメージトレーニングです。




練習するつもりはなく、ぶっつけ本番で挑むタイプ。




前日の夜、前夜祭と称して餃子パーティーを敢行し、たらふくビールを飲んでからの寝かしつけ。




そりゃ、寝ちゃいますよね、一緒に。




男性陣がイビキをかくなか、ふいにガバッと起き上がった私。




だめだ、今日ばっかりはこのまま寝てはいけない。




キャラ弁って夫のお弁当の倍くらい時間かかりそうだし、できるとこまでやっとこ!!




…となった訳です、偉い。




主役のライオンは、ウインナーとチーズでできるみたいなので、明日やろっと。




夫のリクエストは唐揚げ。




これはキャラにはならなそうだし、下味だけ済ませて明日揚げよっと、




さて、あとどうしよう。




彩りのブロッコリーとアスパラ茹でとくか。




隙間埋めるのに卵焼きでもしておくか。




ん?




キャラ弁感なくない!?




パカッと開けた時にテンション上がる感じにしたいんですけど。




イメトレ全然無意味!!




私はイメージの中で何を作っていたのか!?




で、また検索。深夜の検索。




動物動物、動物のキャラ…




息子はペネロペ好きだけど、青って食紅とかになるし、そもそも持ってないから却下。




ジョージか! ジョージにするか!




混ぜご飯をジョージの形に成形…これは難しそう。却下。




オブアート!すごい迫力!




オブラート持ってないから却下。




ヤバい、何のキャラ弁にしたらいいのよ。




あ、しまじろう!! トラ!




ウインナーのライオンに、しまじろう。




気分は完全にサバンナ!!




しまじろうのキャラ弁、検索!!




ジョージみたいに、黄色いデコフリのご飯をしまじろうに成形するやつもあったけど、デコフリってどこに売ってるの?却下。




そしてたどり着いたのが、薄焼き卵とチーズと海苔のしまじろう。




もともと絵を描くのは好きなので、その感覚で「しまじろうなら簡単に描けるし、キャラ弁も一緒だな!」くらいに思ってたけど、それが間違いだったのです。




薄焼き卵を丸いクッキー型でくりぬいて、チーズで口回りの色が違う部分をくりぬいて。




あ、そうだ、しまじろうのお父さんとお母さんも作っちゃえ!と名案が浮かび、一回り大きい丸型で2つくりぬいて。




ここからが勝負。




海苔を顔のパーツ各種や縞模様に切らなきゃならないのです。




これは一筋縄にはいかなそうだ、キッチンに立ってできる芸当じゃないぞ、と、テーブルに移動。





大きなキッチンバサミで、チマチマと作業開始。





足元には気高いコーギーが好物の海苔を狙ってスタンバイ。




こーれが、大変だったー!!!




しまじろうは直径4センチくらいの丸。




そこに、海苔で、目! 眉毛! 縞模様!!!




きっつー!




深酒後の寝起きの夜中の細かい作業、きっつー!!




しかも、切ったパーツを薄焼き卵に載せると、湿気でクルクルっとなっちゃって見れたもんじゃない。




どーしてるの、世の達人は!?




検索!!





マヨネーズ!




マヨネーズを糊にしてくっつける!!




ははーーーっ、なるほどーーー!!




そりゃピンセットだわ! 専用の小さいハサミやカッターが売ってるのも納得!




私みたいにずぼらな主婦は、お顔の穴開けパンチ買っときゃよかったのに!!!





甘く見てごめんなさい!!




改めて、キャラ弁の達人たちに敬意を表します!!




さて、もう今日のお弁当なんだからやるしかない!




タイムマシン欲しいとか言ってないで、やるしかない!




目がしぱしぱ。




竹串にマヨネーズつけてパーツ海苔を接着。




いい感じ。




この勢いでお父さんとお母さんも!!




画像検索!!




えええええええええ!!




お父さん、丸じゃない!!




お母さん、人間のような輪郭! 前髪!!




むーりー!!




卵焼くところからもう一回やるのむーりー!!




…ってことで、丸いお父さんとお母さんにイメチェンして、眉毛の形だけ違うしまじろうが3人できたところで、魂の限界。





カッサカサに乾いてきた薄焼き卵を保護すべく、ラップをかけて終了。




明日は早起きして、どうにかこれらを配置していくしかないな。





息子のテンション上がりますように。